[終わりなき旅] そうしてぐったりとしつつも、帰りの時は迫ってくる。空港に移動してから昼を摂る余裕もなさそうなので、ハウステンボス内で腹ごしらえしなければなりません。 |
▲こんな写真
(この中に通行人を装ったRがいるぞ!)
ハウステンボス発のバスに乗り、一路長崎空港へ。 ――バス!? そう、高速バス。すっかり失念していましたが、これもまた乗り物です。 (――しまったあ!!) ……ハンスの呪いはまだ続く。1時間以上も高速バスで、しかも後方の席でぐらぐらと揺られつづけました。気を紛らわそうかとウォークマンを聴いてみたって何の役にも立ちゃあしません。 それでも何とか正気を保ったまま長崎空港に到着。 往路ではチェックインが少しばかり遅かったためにあまり良い席が取れませんでした。同じ轍を踏むまいと、今度は早めのチェックイン。これで前方の窓側席を確保。あとは待合室で搭乗時間を待つばかりです。 そうして電光掲示板(という呼び方で良いのか?)を見上げると―― ―――!? なんと、乗る予定の飛行機の到着が遅れているため、当然のこと出発も遅くなるというのです。せっかく早めに来たというのに! いや、それよりも。 北見は帰りの特急あずさの指定券をJ○Bで一緒にお願いしていたので、乗り遅れたら無駄になってしまうではありませんか。何をしている、JA△!! ……しかし今度は天候不順のため、さらに出発が遅れるなどとのたまう。 何という前途多難。長崎よ、そんなに別れが辛いのか。頼むからオイラを引き止めないでくれ。 嗚呼、我々の旅はまだ終わらない。 |
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